Hungarian Dance Nr.4(fis-moll);Poco sostenuto-Vivace
(ハンガリー舞曲第4番嬰へ短調)
2004年記念祭公演
作曲 Johanes Brahms(Paul John編曲)
作曲時期 1869年(発表)
初演
所要時間 4:08
1982年 / クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の録音
編成
Fl Picc Ob Cl Fg Hr Tp Cor Tb Tub Timp ピアノ
2 Fl 1st&2nd 2 2 2 4 2 × 3 × 2(1人) 5 1
'・*:★独断と偏見に満ちた雑文的楽曲解説★:*・'
の4番はおそらく僕らがやったハンガリー舞曲の中でも最もマイナーな曲であろう。しかしハンガリー舞曲内では最長の作品で実に完成度の高い作品だと思う。

へ短調・4分の2拍子・Poco sostenuto-Vivaceの主部とMolto allegroの中間部による3部形式。主部の緩やかなPoco sostenutoの第1主題の後、激しいVivaceの第2主題、そして再び帰ってくる第1主題はさらにドラマティックさを増し華々しい最後を飾る。発送記号もPassionatoに変わっており非常に熱情的な音楽となっている。中間部ではピッコロをはじめとする木管群によるかわいらしい旋律である。

なみに我らNPOが演奏したのは楽譜・編曲の都合上ト短調であった。

MIDI(ハンガリー舞曲第4番嬰へ短調ピアノ版)

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