●ミッチーのラコステ●

分からない単語が出てきたらNPO用語大辞典を、
分からない人名が出てきたらNPO人名大辞典を引きましょう。

○第1回 今日も彼はラコステだった


そう、彼の名はミッチー。
西高管弦楽部が誇るヴァイオリニストの一人。
その行動にはどこにも隙が無く、足を組んで優雅に座るその胸元には
80%くらいの確率でラコステのマークが輝いている。
そう、彼の名はミッチー。
部会でも論理的かつ分かりやすく意見を述べ、55期生から一目置かれている存在。
そう、彼の名はミッチー。
定演の翌日、つもりつもった疲労で部員全員がたれぱんだ状態になっていたのにも関わらず、
一人だけいつも通りに優雅だった彼。そこから発せられるオーラは神々しくさえあった。
そう、彼の名はミッチー。

さて、そんなミッチーはこのHPの作成者でもある。
パソコンに詳しく、その歳にしてすでにプログラミングをマスターしているのだから驚きである。
第20回定期演奏会のポスターも彼の作品であるが、その見事さは記憶に新しいところだ。
かと言って彼はカタい人物ではなくノリが良い。
笑いをとることもそつなくこなしてしまう、なんともニクい奴である。
時折見られるユーモラスな一面も彼の魅力に一層磨きをかけている。

ところでミッチーはバッハがとても好きらしい。
音楽の授業での自己紹介でバッハについて語り始めたときはなかなかにおもしろかった。
実際、作品番号とか言われても大多数のクラシックに詳しくない人はちょっと分からないのだが、
とにかくミッチーがバッハに陶酔していることはよく分かった。
先日行われた54thの引退式の出し物のときも本当はバッハを弾こうとしていた、とは本人談。
けれど、別にバッハに詳しくなければ彼と仲良くなれないなんてことは無い。
というか、ミッチーがバッハ好きだと知ったのは進級して初めて、という奴もここに一人いる。
あまりの優雅さに眩しく思えるかもしれないが、話してみると、
他の部員と違わない個性溢れるくせ者だったりするミッチー。
そんな彼を称え、限りない親しみを込めてこのコラムを「ミッチーのラコステ」と名付け、
これから西高管弦楽部の裏話を綴っていきたい。

2001/05/03(thu) 文責:まっでぃー
(自分で自分のあだ名を書くほど
恥ずかしいものはありません。)

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